フィギュアスケート男子で北京オリンピック(五輪)で3連覇がかかる羽生結弦(27=ANA)が、エンゼルス大谷翔平投手(27)から勇気をもらっていると告白した。

【写真特集】羽生結弦 五輪3連覇に向け全力で/エキシビション>

27日、2年連続6度目の優勝を飾った全日本選手権から一夜明けて取材に対応。同じ東北出身で、同学年の大谷について聞かれると、今季、メジャーで二刀流として大活躍したことを念頭に、言葉をつないだ。

「前人未到のことを自分で切り開いているところを見たり、僕自身、勇気づけられて。僕もまだ見ぬ世界ですが、ある意味1人で挑み続けているので、本当に勇気をもらってます」

まだ見ぬ世界ー。羽生にとって、それは4回転アクセルへの挑戦になる。世界でまだ誰も成功していない超大技。全日本選手権で初めて試合に挑み、成功はならなかったが、不可能と思えることを現実にしていく、その姿を、二刀流で野球界の常識を変えていく大谷に重ねた。

フィギュアスケートの全盛期は23、24歳だと思ってきたという。現在は27歳。「野球を見ると、30代前半の方が脂にのって良い持期と聞いたり、実際に完全に同年代の選手がああやって、いままで史上一番いい出来を保っているところ、手術後で本当に大変だった」状況から、キャリアの最高の成績を残した事も、同学年ならではの刺激となっている。【木下淳、阿部健吾】