現役引退を決めた体操男子で五輪2連覇の内村航平(33)が14日に都内で会見を開くことになった。11日に所属先のジョイカルが発表した。

同社は21年3月から内村と所属契約を結び、プロ体操選手としての活動を支えてきていた。リリースでは「引退の経緯や今後についてご説明させていただきます」と書かれている。

内村は昨夏の東京五輪では、種目別鉄棒で落下があり予選落ち。生まれ故郷の北九州市で開催された昨秋の世界選手権では、決勝で着地を決めて6位となっていた。かねて両肩痛に苦しんでおり、リオ五輪で個人総合2連覇を飾った後は、苦難の時間を過ごしていた。