新潟アルビレックスBBは秋田ノーザンハピネッツに67-71で敗れこのカード2連敗、今季の秋田戦は4連敗になった。45-57で迎えた第4クオーター(Q)、チーム最多17得点のSFコービー・パラス(24)のシュートなどで一時2点差まで追い上げるが逆転はできなかった。前半終了時につけられた10点差が最後まで響いた。

第4Q開始から約5分間、パラスが3点シュート3本を含む11点を奪うなど、攻勢に出た。残り3分25秒にSG納見悠仁(24)のシュートで63-65と2点差に迫る。だが、ここから秋田にフリースローなどでリードを広げられた。

前半のつまずきが痛かった。30-25とリードした第2Q中盤から第3Qの序盤まで16連続失点し、逆転を許した。平岡富士貴監督(47)は「スペースを取ることを意識して、1対1を仕掛けられなかった」と振り返った。一方で「昨日(5日)からカムバックできた選手がたくさんいた」と接戦を評価。前日、体調不良で欠場したSG木村圭吾(21)は約28分間の出場で10本のシュートを放った。SF池田雄一(38)は5得点でB1個人通算1000得点を達成し、リバウンドも6本獲得した。

次節は9日、A東京とホームのアオーレ長岡で対戦。パラスは「勝ち切れるチームにならないと」。ホームで連敗を止めて自信を取り戻す。