米国フィギュアスケート協会は16日、北京オリンピック(五輪)男子の金メダリスト、ネーサン・チェン(22)が23日に開幕する世界選手権(フランス・モンペリエ)を欠場すると発表した。

「世界選手権を辞退しなければならないことに失望している。北京から戻って以来、この大会のために練習を重ねてきましたが、慢性的な痛みを抱えており、来週の練習や試合でさらに負傷が悪化する危険を冒したくありません」と本人の談話を紹介。4連覇が懸かっていた大会を回避する理由を説明した。

チェンに代わって、カムデン・プルキネンが出場。世界選手権デビューする予定となった。

日本は北京五輪銀メダルの鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)、銅メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)と今季の全日本ジュニア王者、三浦佳生(16=東京・目黒日大高)が参戦する。

羽生結弦(27=ANA)は北京五輪中に痛めた右足首の捻挫が治っていないため今月1日に欠場を発表。三浦の代替出場がアナウンスされていた。