前節終了時点で4位の横浜キヤノンイーグルスが、同5位のトヨタヴェルブリッツとの雨中の戦いを制し、上位4チームのプレーオフ進出に前進した。前身のトップリーグで15年12月に挙げて以来の、トヨタ(旧トヨタ自動車)戦白星となった。

前半は9点を追う展開となったが、36分にFBエスピー・マレー(33)がPGを成功。3-9で後半に入ると、2分に左ラインアウトからモールを押し込んでトライを挙げた。マレーのキック成功で逆転すると、4点リードの同34分に途中出場のプロップ松岡将大(24)がトライを決めて、白星をたぐり寄せた。

今節を消化して残り6試合。初代王座へ挑戦する権利を得るプレーオフへ、横浜が弾みをつけた。