NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(旧NTTコム)が、東京サントリーサンゴリアス(旧サントリー)に今季最悪の69失点で大敗した。

来季のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪とのチーム再編が発表されてから初の試合。前半だけで6トライ献上の7-41。後半は意地の4トライを奪って追いすがったが、最終的に40点差まで広げられ、最下位に沈んだままとなった。

試合後の会見では、フランカーの金正奎(30)が「まず始めに」と切り出すと「公表がありました通り(再編が表面化し)さまざまな意見をいただいております。さまざまな方々に戸惑いであったり、さまざまな印象を与えたりしていると感じています」とクラブキャプテンとして神妙に話した。

続けて「ドコモさん(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)が縮小という報道が出ていますが、うわさベースの部分もあり、まだ確定ではない。自分たちも戸惑いがありますし、いろいろなな心配をかけてしまっていることに、言葉に表せないような気持ちでいます」と複雑な心中を明かした。

その中で試合を迎え、準備も難しかったはず。影響については「ゼロではないです」と打ち明けたが「でも、そこはチームとしてコントロールできない部分。残された試合が少なくなってきているので、このメンバーで試合ができる喜びをかみしめたい。ラグビーを楽しむ準備はできていると思うので、そこは大丈夫です」と気丈に話した。

昨季は31-94で大敗した東京SG戦。今季も、失点こそ多少は抑えたものの69点を奪われ、力の差をまざまざと見せつけられた。それでも「諦めることなく戦った選手たちを誇りに思います。後半から入った選手も頑張って盛り返していけた。頭を下げることなく次のブラックラムズ東京戦へ切り替えていきたい」と顔を上げた。

選手としては、シーズン途中に異例の事態に見舞われた形だが「いつも通り応援してくださった皆さんに感謝しています。レッドハリケーンズさんも昔から切磋琢磨(せっさたくま)してきたチームで、今もともに1部で戦っています。2チームを引き続き支援していただけたら。また決まったら会社から発表があると思いますので、そこまでお待ちください」と、悔しい敗戦後でも丁寧な対応に終始していた。