新体操日本代表「フェアリージャパンPOLA」が、ジャパンオリジナルを目指すことになった。

昨年11月に就任した村田由香里強化本部長(40)が25日にオンライン取材に応じ、「日本のオリジナリティーを出していくことを強く感じています。100%ロシアから少しずつシフトしていきたい」と強化計画を説明した。

山崎浩子前強化本部長のもと、団体、個人のメンバーは長年、新体操大国のロシアを拠点に実力を磨いてきた。特に団体は1年で360日以上の団体生活を送るなどし、世界のトップとの差を縮め、昨年の東京五輪ではメダル候補とされるまでになった。

その方針を転換する。村田強化本部長は、昨秋に北九州市で開かれた世界選手権での各国の演技を見て、決断した。「どの国も自分たちの仕方でオリジナルを出してきている。新ルール的にも芸術に重きを置く。なんらかの形で変えないとと思ってました」。それが日本の独自性を追求することだった。

拠点は日本、コーチ陣にも日本人をそろえた。「いつまでも他国の力を借りて、その国を超えることができるか。選抜(制度)は残し、少しずつ日本の力で選手を育て、国際舞台でメダルを取れる選手を育成していく」と語った。

なお、国内拠点案は昨年の就任時には思い描いており、2月の同国によるウクライナ侵攻とは無関係。日本協会では「事態を受けて変更したわけではありません」と説明した。