ラグビー・静岡ブルーレヴズが27日、J1清水の本拠地IAIスタジアム日本平(アイスタ、静岡市)でリーグ戦のホーム試合(対埼玉)を行う。前身のヤマハ発動機時代を通じても初めて。磐田市内で25日、3位埼玉戦に向けた練習を公開した。現在は3勝7敗で9位。堀川隆延監督(48)は「我々の潜在能力を発揮し、強い相手に勝って静岡の人々に希望や夢を与えたい」と力を込めた。

早大出の指揮官は、ヤマハ発動機で現役だった約20年前、アイスタでプレーしていた。「全早大対全同大で試合をした。当時の芝は長めだった」と振り返った。試合前日の26日にはグラウンド状況を確かめ、戦術に生かすつもりだ。

チームは22日までの約1週間、新型コロナウイルスの影響でチーム活動を停止。再開後は、持ち味のスクラムとラインアウトを磨いてきた。

堀川監督は「どれだけ早めにチャンスメークをできるかですね」とポイントを挙げた。【倉橋徹也】

<中井健人先発入り>

ウクライナ人の母をもつWTB中井健人(25)が、埼玉戦で今季3試合目の先発入りを決めた。ロシア軍に侵攻される現地の親戚とは「連絡を取り合っている」。福岡在住の母とも毎日電話。親戚や友人の無事を祈る日々が続く。「一刻も早く(侵攻が)終わってほしい」。ニュースはあまり見ないようにし、ラグビーに集中。「埼玉戦も全力で臨み、トライだけでなく、相手選手へのタックルを続ける」と強調した。