今季の国内ジュニア2冠女王で、今大会のショートプログラム(SP)9位の住吉りをん(18=オリエンタルバイオ/明大)は、フリー113・96点の合計174・58点で1つ順位を上げ、日本勢最高の8位で大会を終えた。

先月のプランタン杯(ルクセンブルク)で優勝も、前日のSPは11位と苦しんだ渡辺倫果(19=法大)も1つ順位を上げて10位。フリー105・48点の合計165・44点だった。

ともに冒頭、高難度ジャンプに挑戦。住吉は4回転トーループに、渡辺はトリプルアクセル(3回転半)に挑んだが、転倒した。

結果、日本勢は2人の合計順位が「13」以下とならず、来季の世界ジュニア出場枠は「2」のままとなった。

優勝は米国の15歳、イザボー・レビト。フリーは134・05点の2位だったものの、SPのリードを守って合計206・55点で頂点に立った。フリーでは、難易度の高い3回転フリップ-3回転ループなど7回のジャンプ全て成功した。