仙台市は26日、フィギュアスケートの羽生結弦(27=ANA)に引き続き観光アンバサダーを委託したと発表した。

任期は4月26日から2024年4月25日まで。

羽生は14年から観光アンバサダーを務めており、さらに2年延長する形で故郷・仙台市の魅力を国内外へ紹介していく。

今回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、委嘱状交付式は実施しなかった。

羽生は2月の北京冬季オリンピック(五輪)で人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、国際スケート連盟(ISU)公認大会で初認定。五輪史に「4A」の2文字が刻まれた。五輪3連覇という大偉業はならなかったが、大きなインパクトを残した。

今後の進退については明かしておらず、北京五輪後には「フィールドは問わない。アイスショーなのか競技なのか。どっちにしろ『羽生結弦のスケート好きだな』と思ってもらえる演技を続けたい」と語っている。