女子は、東レが初の決勝進出のPFUに3-1で勝利し、19年の前回大会優勝からの連覇となる6度目の優勝を飾った。男子はサントリーがジェイテクトを3-0で破り、こちらも9度目の優勝を連覇で飾った。
女子決勝
東レ | 3 | 26-24 23-25 25-21 27-25 | 1 | PFU |
<第1セット> 東レがPFUとの大接戦の末、26-24で制した。リードする形から追いつかれ、逆転される苦しい流れで大黒柱のヤナ・クラン(34)にボールを集めて、競り合いを制した。
<第2セット> PFUが東レに25-23でセットを取り戻した。19歳のメリーサ・バルデスが活躍。ジャンプサーブから4連続ポイントを奪うなど、最後も自身のスパイクでセット奪取を決めた。
<第3セット> 東レがPFUから25-21でセットを奪い返した。21歳の野呂加南子が躍動。勝負どころで力強いスパイクを決め、粘るPFUを突き放した。
<第4セット> 最後も競り合いとなったが東レが地力差を見せつける形でPFUから27-25の競り勝ち。セットカウント3-1で優勝を飾った。
男子決勝
サントリー | 3 | 25-19 26-24 25-20 | 0 | ジェイテクト |
<第1セット> V1リーグ2連覇のサントリーが、ジェイテックとの決勝で力差を見せつける形で先手を奪った。25-19と6ポイント差で圧倒。24歳の西田寛基らが躍動した。
<第2セット> サントリーが力差を見せる形で接戦も26-24で制し、セットを2連取した。エースのドミトリー・ムセルスキー(33)にボールを集める形でペースを掌握した。
<第3セット> サントリーが実力差を示す形でセットカウント3-0で勝利した。最後はウクライナ出身のムセルスキーの強烈なスパイクが決まった。