日本水連は25日(日本時間26日)、競泳の世界選手権で銅メダルを獲得した本多灯(20=日大)に新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たと発表した。日本代表の下山好充コーチも陽性が確認された。

今大会で男子200メートルバタフライ銅メダルの本多は23日午後7時ごろに本人から体調不良の申し出があり、チームドクターが診察。発熱があったことから、PCR検査を実施。24日午前8時に国際水連から陽性の連絡が入った。本多は東京五輪では同種目で銀メダル。

下山コーチは24日に午前11時に帰国前検査を実施。翌日午前8時に国際水連から陽性と伝えられた。同コーチは今大会男子100メートルバタフライで銀メダル獲得の水沼尚輝を指導する。

両者とも現在、国際水連のプロトコルに従い現地で隔離中。その他の選手については、帰国前検査にて陰性との報告を受けたという。