日本ラグビー協会(JRFU)は30日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宮崎合宿中の日本代表から3選手が離脱すると発表した。

フッカー堀江翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、SH斎藤直人(東京サントリーサンゴリアス)、FB野口竜司(埼玉パナソニックワイルドナイツ)。理由はコンディション不良で、前日29日に離脱が決定した。

協会側は「(26日に)発熱者(チームスタッフ)がいて(3人が)その近くにいた。(新型コロナウイルスの)感染を広げないため」と説明。抗原検査では3人とも陽性反応が出ているといい、「無症状なので症状が出なければ、次のフランス戦(7月9日)には戻れる。今は(宮崎県内で)隔離している状況」と明かした。

日本は来年のワールドカップ(W杯)開催国フランスを招いて2連戦(2日=豊田スタジアム、9日=国立競技場)を行う予定。現時点で協会側は「ゲームをやることが目標」とし、試合は予定通り開催される方向。

また、29日に合流した2選手の追加招集も発表された。

SH高橋敏也(28=リコーブラックラムズ東京)

フランカー布巻峻介(29=埼玉パナソニックワイルドナイツ)