バスケットボールBリーグ1部(B1)の千葉ジェッツは6日、新監督としてジョン・パトリック氏(54)の就任を発表した。

この日の就任会見に臨んだパトリック新監督は、「日本に戻ってくることになり、この千葉ジェッツでのチャレンジをすごく楽しみにしている」と、流ちょうな日本語で意気込みを口にした。

米国出身のパトリック新監督は、スーパーリーグ時代の05-06年シーズンにトヨタ自動車(現A東京)をに優勝に導くなど、日本との関わりが深い。昨季まではドイツのチームで監督を務めた。

新監督はまずは守備を重視する方針を口にしたうえで、「タレントがいなければ、いい守備も攻撃もできない。背が高くて大きい必要はない。スピーディーなバスケットボールを展開したい」と力を込めた。

千葉Jは5月末に、チームを6年間率いた大野篤史監督との契約を解除。その後、大野監督をはじめとする大勢のスタッフが、B1三遠ネオフェニックスに移ることが発表された。