世界ランキング6位の永原和可那(26)松本麻佑(27)組(北都銀行)が、同ランキング32位の韓国ペアに17-21、17-21でストレート負けした。

松本は「会場の雰囲気がどんよりしていて、リードしても悪い空気を変えられなかった。」と振り返る。

思い通りに試合を展開できなかった。序盤のミスが響いて17点で第1ゲームを失うと、続く第2ゲームも流れを断ち切れずに終始リードを許した。甘い球を受けても決めきれずに失点し、準決勝を前に姿を消した。

この日の対戦相手とは過去に3戦し、2勝を挙げていた。対策を練って臨んだ試合だったが「簡単にミスしてしまった。相手にやられたっていうより自分たちがただ崩れただけかなっていう感じです」。永原は内容を悔やむ。

東京五輪にも出場した世界上位のペアだが、格上選手との違いを実感した。永原は「トップの選手って言うのは自分たちから簡単なミスは本当にしない。自分たちはまだまだ簡単に点数をあげてしまう展開も多いので、上位にいくのであればそういうミスは減らしていかないといけないかなと思います」と話した。

世界選手権では銅メダルに輝き、前回のジャパンオープンでは準優勝を果たしていたが、今大会は準々決勝敗退の結果に終わった。