ラグビー・静岡ブルーレヴズは6日、湖西市役所で県内7市目となるパートナーシップ協定を同市と締結した。ラグビーを通じたスポーツ振興や青少年の育成支援などに協力していく。市制50周年を迎えた同市がプロスポーツチームと協定を結んだのは初めて。

早大時代からラグビーを観戦しているという影山剛士(たけし)市長(48)は、子どもたちへの普及に「市として力を入れていく」と強調。締結書を交わした山谷拓志(たかし)社長(52)は「ラグビーが大好きな市長。(市民が)ラグビーに触れられる機会をつくっていけば、必ずその思いは伝わると思う」と期待を寄せた。

同市役所に、今春チームを退団したフランカー広川翔也元選手(27)の父親が勤務する縁もあり、2人は歓談に花を咲かせた。影山氏の説明で、同市が豚肉「湖西ポーク」のブランド化に力を入れていると知った山谷氏は、「豚肉好きの選手をぜひ『湖西ポーク大使』に任命を」と希望。市のPRに協力したいと提案した。【倉橋徹也】