10月に開幕する体操の世界選手権(英国リバプール)日本女子代表で、4月の全日本個人総合で9年ぶりの高校生女王となり、初代表に選ばれた笠原有彩(18=レジックスポーツ)が、2日の合宿中に、跳馬で左膝前十字靱帯(じんたい)を痛めた。7日のこの日、検査を受け「左膝前十字靱帯損傷」と診断された。体操協会常務理事会後に発表された。

協会の岩瀬広報委員長によると「本人は演技したい。所属も出場に向けOKということで、英国に行き、合宿地で行う23日の試技会で、演技するかどうか決める」という。補欠で渡部葉月が帯同するため、もし笠原が演技できない場合は、渡部が正代表となる。