日本(世界ランク2位)が51年ぶりの優勝に王手をかけた。

ドイツ(同5位)を3-0のストレートで下した。4連覇中の中国(同1位)と8日の決勝で戦う。

第1試合はゲームカウント2-2の状況下で、早田ひな(日本生命)が意地を見せた。5-8から6連続ポイントで競り勝ち「日本中の方に心臓に悪い、寿命が縮まる試合をしてしまった。(決勝は)皆さんがワクワク、ドキドキ、楽しんでもらえるように頑張りたい」と安堵(あんど)した。

第2試合は伊藤美誠(スターツ)が3-0で圧倒。カットマンの相手を攻略し「すごく自分の中で自信があった。挑戦者の気持ちで戦えました」。第3試合は木原美悠(エリートアカデミー)が3-2で競り勝ち「疲れました(笑い)。『よく最後まで我慢したな』という感じです」とほほえんだ。

決勝は開催国であり、これまで何度もはね返されてきた中国との対戦になる。伊藤は「本当にチーム全体も、私も良くなっている。もっともっと挑戦者の気持ちで、みんなで向かっていって、試合に勝ちたいと思います!」と言い切った。