6季ぶりのB1復帰を果たした仙台89ERSのホーム開幕戦、仙台は前年王者・宇都宮に70-71と惜敗。
チーム最多18得点のラショーン・トーマス(28)をはじめ3選手が2桁得点と躍動したがあと1歩及ばず。17年5月7日以来1986日ぶりとなるB1ゲームの仙台市開催には4008人のブースターが駆けつけたが、白星をつかめなかった。
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宮城県各地で紅葉が色づきはじめた10月中旬、長町にあるゼビオアリーナ仙台も鮮やかな黄色に色づいていた。ナイナーズイエローに身を包んだ大勢のブースターの“大黄援”を背に挑んだ大一番。強度の高いディフェンスを40分間やり続ける「仙台89ERSのバスケット」は、堅守を誇る前年王者に負けず劣らず、接戦を繰り広げた。
仙台のスコアラーたちが暴れ回った。第1クオーター(Q)を14-21の7点ビハインドで終えたが、第2Qに25得点を奪い39-35と逆転。なかでも際立ったのが前節、三河との第1戦でチーム最多の19得点を挙げたラショーン・トーマス(28)だ。残り8分11秒からトーマスの3連続得点で23-26と3点差まで詰め寄ると、27-29の残り4分48秒には技ありのフックショットで試合を振り出しに戻した。トーマスに続いてB1デビュー節で23得点を挙げたスーパールーキー・岡田泰希(23)が躍動。第2Qに得意の3点シュート(3P)を含む5得点を挙げると、第3Qには岡田の3P+ワンスローの4点プレ-も飛び出し、第3Qを59-49で終えた。
第4Q、10点のアドバンテージは前年王者相手には足りなかった。70-68で迎えた残り2・7秒、日本代表・比江島慎(32)の3Pで逆転を許した。まさしくあと1歩。前年王者の背中に手は届かなかった。藤田弘輝ヘッドコーチ(36)は「頑張っていない選手はいなかった。あと55試合ある」と前を見据えた。今日の第2戦でブースターの後押しを受け、必ずホーム初勝利をつかむ。【濱本神威】


