W杯最多タイ3度の優勝を誇るニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」(同4位)が、日本(世界ランク10位)に辛勝した。

終盤まで追い詰められながら7点差で逃げ切り。退場者が出て、残り15分強は14人での戦いとなったが、それでも勝てた理由や日本の評価などを、フランカーのサム・ケーン主将とイアン・フォスター監督が試合後の記者会見で明かした。

フォスター監督 日本の皆さん、おめでとうございます。素晴らしい1週間でした。日本代表にとってはビッグゲーム。日本にとって意味のある試合。そういう意味でも素晴らしいプレーを最初から最後までしていた。オールブラックスとしては21-3というタイミングがあった。若い選手も初めて試合に出た選手もいる。彼らはいい経験になったと思います。

-選手に何を求めて送り出したか

フォスター監督 逆に言うと、落ち着いていない場面が何回かあった。うまくいっていない時間があり、その時に自信とか、シェイプのところが崩れていないところが、いいポイント。プレッシャーがかかった状況で選手たちが落ち着くことができた。パフォーマンスは理想的ではなかったけれど、最終的に、結果に持っていけたのは良かったと思います。

-日本と戦ってみて

ケーン主将 予想通りのプレーで、日本代表はやってきました。予想通り日本代表のレベルが高かったこと、高いスキルでプレーをしたこと。カウンターで何回かやられた。ラインアウトでもやられた部分があったし、最後までファイト、ハードワークしないといけなかった。80分間ずっと戦いました。

-リーチ(マイケル)とは試合後、どのような話を

ケーン主将 リーチとは対戦相手として試合をして素晴らしかった。彼とは前に戦ってから数年がたっている。家族は元気か、体は大丈夫か、という話をした後、ジャージーを交換しました。

-(ロックの)レタリックのレッドカードは今後の遠征に響くか

フォスター監督 詳しくは見ていない。試合のタイミングでは見ていたが、後で映像を見て確認する。最初の感覚としてはクリーンアウトしようとしていた。それほど悪くなさそうだが、ルールはルール。我々は文句を言うつもりはない。次の48時間後は忙しいタイミングになるでしょう。

-日本代表に追い上げられていた。危機感は。14人になった後に勝ち切れた理由は

ケーン主将 (日本は)ボールをつなぐ力が素晴らしかった。ターンオーバーからボールを早く回すこともできた。どんどんオフロードでつないできた。我々としては14人で最後の15分を経験した。まずは一瞬一瞬、集中しようとした。最後までハードワークすることが最後、勝つことにつながったと思います。

-日本にとって、オールブラックスは雲の上の存在。(95年W杯では日本の17点に対し)145点、取られた。その日本が初めて最少失点差。日本のラグビーは、どのあたりがレベルアップしているか。守備か。

フォスター監督 グッドクエスチョン! 日本代表は、当時と今を比較するとまず体のつくりが違う。コンディショニングもレベルアップしているし、激しさを持ったプレーを80分間、通してすることも増えてきている。チームが成長する中、どこかで自信がつく。(15年W杯で)南アフリカに勝った時に自信がついたと思う。その後どんどんパフォーマンスが改善され、今日も素晴らしいパフォーマンスを重ねてきた。勝つことができるという自信が成長している部分だと思います。

-欧州遠征に向けて

フォスター監督 北に行くのを楽しみにしている。18年以来。そこで3つのタフな試合が待っている。我々は改善しないといけない点がいくつかある。前の試合から5週間たっている。セットピースのラインアウト、ディフェンスで相手のプレーを読むところも改善しないといけない。

【ラグビー】日本、ニュージーランド代表「オールブラックス」に惜敗/詳細>>