ショートプログラム(SP)3位の河辺愛菜(18=愛知・中京大中京高)が6位にとどまった。

フリー8位の113・67点と力を出し切れず、合計182・50点。演技後は目を潤ませて「調子もすごく上がってきていたので、うーん、それが全然出すことができなくて悔しいです。ショート(SP)の倍以上緊張してしまった。それでジャンプの時のタイミングとかも狂ってしまったので、すごく悔しいです」と振り返った。

冒頭のダブルアクセル(2回転半)は成功させたが、ルッツ-トーループの連続3回転、3回転ループで転倒。回転不足なども影響し、得点が伸びなかった。

GP2戦目は第6戦フィンランド大会(25~27日、エスポー)。3週後の競技会に向けて「フリーが課題。1日に1回ノーミスっていうのを1日の目標にしてやってきたんですけれど、やっぱりそれでも足りない。もっともっと曲かけの(通し)練習を増やして、こういう緊張した場面でも自信が持てるぐらいに、できるだけ積み重ねていかないといけないと思います」と今後を見据えた。(アンジェ=松本愛香通信員)