女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯日本-ウクライナの組み合わせ抽選が10日、会場である東京・有明コロシアムで行われ、日本テニス協会の名誉総裁である秋篠宮家の次女、佳子さま(27)が、抽選を行った。

日本は順当に、シングルスのNO・1に世界105位の内島萌夏(21=フリー)、NO・2に同180位の土居美咲(31=ミキハウス)、ダブルスに青山修子(34=近藤乳業)、柴原瑛菜(24=橋本総業ホールディングス)組を起用した。昨年末の499位から、今年1年で105位にまで世界ランキングが急上昇。大坂なおみに次ぐ2番手に浮上してきた若手の内島は「やることは同じ(テニス)。チーム全員で勝ちに行きたいと思う」と話した。

対戦方式は、シングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合で3戦先勝方式。11日にシングルス2試合、12日にシングルス2試合、ダブルス1試合を行う。今対戦は、最高峰ファイナルの予選への出場権をかけたプレーオフで、勝てば23年ファイナル予選で戦う権利を獲得。敗れると、23年はアジアオセアニアグループ1部で戦うことになる。

対戦組み合わせは以下の通り。

◆日本-ウクライナ

▽11日 土居美咲(ミキハウス<180>)-マルタ・コスチュク(<70>)、内島萌夏(フリー<105>)-カタリナ・ザワツカ(<339>)

▽12日 内島-コスチュク、土居-ザワツカ、青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディンクス)組-リュドミラ・キチェノク/コスチュク組