北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレが、ワールドツアー最高峰グランドスラムの1つとなる大会で初めて決勝進出を決めた。

準決勝で韓国のチームを7-6で下した。序盤から複数点を重ねて8エンド制の前半を4-2で折り返し、最後までリードを守り切った。

15日(日本時間16日)の決勝では、カナダの強豪チーム・エイナーソンと対戦する。グランドスラムで優勝すれば、日本勢初の快挙となる。

ロコ・ソラーレは昨年11月、カナダのカルガリーで行われたパンコンチネンタル選手権に女子日本代表として出場し、初代女王となった。

◆グランドスラムでの日本勢 ロコ・ソラーレは19-20年シーズンに3大会連続ベスト4などの実績があるが、決勝進出はこれまでなかった。北海道銀行が19年10月のマスターズで準優勝を収めている。