バスケットボール男子のBリーグ1部、レバンガ北海道は7日、佐古賢一監督(52)の退任を発表した。

前節まで8勝28敗の東地区8位(最下位)と、開幕前に目標としていたチャンピオンシップ進出が極めて厳しい状況。さらにB2降格圏内と差がなく、チーム、監督双方の合意で契約解除が決定した。佐古氏は「就任してからここまで本当に多くの応援をいただきながら、その応援に報いることができずに心よりおわび申し上げます」と、ブースターに向けて謝罪の言葉を残した。

かつて「ミスター・バスケットボール」と呼ばれた佐古氏とともに日本代表選手として戦い、親友でもあるレバンガ北海道の折茂武彦社長(52)は、今回の契約解除について「2年目である今季は勝負にこだわり、結果にこだわる采配をお願いしてきましたが、結果が伴わず、降格圏内に位置している現状を変えるべく、今回の契約解除の決断に至りました」と説明。さらに今後のチーム目標について「B1残留」に修正した。

次節、2月11日のアウェー宇都宮戦からは、小野寺龍太郎アシスタントコーチ(41)が監督代行としてチームを指揮する。小野寺コーチは「レバンガ北海道を応援してくださる皆様に勝利という結果をお届けできるよう、選手、スタッフとともに取り組んで参ります」とコメントした。