22年北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレが、最高峰シリーズ「グランドスラム」の1つの「プレーヤーズ・チャンピオンシップ」で1次リーグ第4戦に臨み、6-4でカナダのチームを下した。これで通算成績は2勝2敗。プレーオフ(PO)進出へ望みをつなぎ、1次L最終戦へ挑む。

ロコ・ソラーレは複数得点を奪うことができないまま、4-3で有利な後攻の最終第8エンド(E)を迎え、ここで1点を献上。試合は延長戦(エキストラエンド)へ突入した。

延長第9Eでは相手からプレッシャーをかけられながらも、スキップ藤沢五月が確実に相手ストーンを円の外へはじき出した。ケイトリン・ローズ率いる強豪との接戦を制した。

ロコ・ソラーレは今年1月、同じくグランドスラムの1つの「カナディアン・オープン」で、日本勢として初優勝。2月閉幕の日本選手権で2連覇を達成し、3月には7年ぶりに世界選手権に出場した。

今大会は計12チームを2つに分割し、各グループで総当たり方式で1次L5試合を実施する。そのうえで出場12チーム中、上位2チームが準決勝、それを除いた上位4チ-ムがプレーオフへ進出する。

1次L最終戦では、日本時間の15日午前8時30分からキャシー・シャイデッガー率いるカナダチームと対戦する。