24年パリオリンピック(五輪)女子シングルス代表2枠を懸けた選考レースで首位を独走中の早田ひな(22=日本生命)が、準決勝進出を決めた。

パリ五輪の第4回選考会を兼ねた「全農CUP 平塚大会」が開幕し、準々決勝で長崎美柚(20=木下グループ)を4-2で撃破した。

起床後は「感じたことないくらい、体調がよくなかった」というが、安定した強さを見せた。

「もしパリ五輪に行った時に、体調が悪くても戦えるように、こういう試合は自分の卓球人生の経験として積んでいかないといけない。その対策をしないと、五輪でメダルを取ることはできない」

1年3カ月後を見据えたうえで、確実に勝ちきった。

さらに早田は、今月1日に引退を発表した「憧れの選手」の石川佳純(30)へも思いをはせた。全日本選手権などでは何度も顔を合わせ「そのたびに学びがありました。卓球界を引っ張ってもらいました」と感謝。同じサウスポーとあり、石川の後継者としての期待も大きいが「こんな左利きで大丈夫かな」とプレッシャーも感じているという。

ただ、その思いに応えてこそ、さらなる成長があることも自覚している。

「『このままじゃダメだ』という思いで、それを超えられるように頑張っていきたいです」

7日の準決勝では、Tリーグの日本生命レッドエルフでチームメートの森さくら(27)との対戦する。卓球界を引っ張っていくためにも、結果で示していく。

◆今大会で加算される選考ポイント

1位=100点、2位=90点、3位=80点、4位=70点、5位=60点、6位=50点、7位=40点、8位=30点、16強=20点、32強=10点

◆今大会前の選考レースの順位

1位 早田ひな(232・5点)

2位 木原美悠(162点)

3位 平野美宇(147点)

4位 伊藤美誠(135・5点)

5位 石川佳純(128点)

6位 長崎美柚(108点)

7位 芝田沙季(107点)

8位 佐藤瞳(95点)