パリ五輪出場を目指す世界ランキング7位のバレーボール男子日本代表「龍神NIPPON」が、同1位のポーランドに敗れた。

ミドルブロッカーの速攻に苦しみ、第2セット(S)以降は3連続でセットカウントを奪われた。強化試合を1勝1敗で終えた日本。課題と収穫を得て、6日から名古屋市ガイシプラザで行われる国際大会「ネーションズリーグ(VNL)」名古屋大会に臨む。

初めてAチーム入りを果たした18歳のミドルブロッカー麻野堅斗(早大1年)は、1日に引き続き途中から出場。「高校とは格が違う。アップゾーンから緊張していたけど、声をかけてくれたのでいつも通り出せたと思います」と、緊張の代表デビューを振り返った。

第4Sのスタートから出場し、アタックを2本決めた。「テレビや携帯で見ていた選手。世界と戦う上で対戦していく相手なので、戦えて良かった」と、VNL前の貴重な実戦経験に感謝した。

村山やラリーの戦線離脱を受けてのAチーム抜てき。世界でも珍しい左利きのミドルブロッカーで「対策というか相手もわからないことが多いと思う」と武器を磨いていく。