ラグビー「リーグワン」の花園近鉄ライナーズは3日、新ヘッドコーチ(HC)に、03年W杯日本代表監督の向井昭吾氏(61)の就任を正式発表した。

花園はリーグ戦で1勝15敗の最下位。歴代ワースト記録となる開幕14連敗を喫するなど低迷した。入れ替え戦の末に1部残留を決めたものの、水間良武HCの退任が決まっていた。

チームは次シーズンに向けて再建に着手。東芝を率いた1998年度に日本選手権3連覇に導くなど、実績のある向井氏に白羽の矢を立てた。

この日、選手ミーティングに参加した向井氏は「12月のゲーム(リーグ開幕)まであと150日くらいしかないので1日、1日を大事にして頑張っていきましょう」とあいさつした。

愛媛県出身。新田高から東海大を経て東芝府中入り。現役時代はFBとして87年の第1回W杯に出場している。

指導者になってからは、相手の陣形が整わないうちに奇襲を仕掛ける「PからGO」の戦術を浸透させて東芝の黄金時代を築き、コカ・コーラの監督としてもトップリーグ昇格に導いた実績がある。

最下位からの巻き返しへ。向井氏が花園の再建に着手する。

 

【花園新加入スタッフ】

☆ヘッドコーチ=向井昭吾

☆ヘッドS&Cコーチ=ジェームス・ホールデン

☆S&Cコーチ=高山慎

☆ヘッドメディカルトレーナー=カイル・マイヤー

☆メディカルチーフトレーナー=石黒正高

☆アスレチックトレーナー=古池翔吾