大舞台を終えて約1カ月。W杯日本代表として、24年パリ五輪切符獲得に貢献した河村勇輝(22=横浜BC)は、代表戦さながらのスピードでフィールドを駆けた。かたおかアリーナ京都で、京都ハンナリーズと対戦。河村は、相手DFからの厳しい圧力を受けながらも司令塔としてゲームを作り、チーム最高の18得点6アシストの活躍を見せ、チームを81-67の快勝に導いた。

「まずは開幕戦勝利で終えることができてよかった。自分たちの強みであるディフェンスで流れを作れたと思う」

W杯でも司令塔を務めた男は、所属クラブでも、リーダーシップを発揮している。リーグ開幕当初から「優勝」の目標を口にし、プレーはもちろん、仲間への声かけでチームの士気を高めるよう努めてきた。その姿には、青木勇人監督(49)から「チームのスタンダードを上げてくれるのは河村。チームのリーダーに間違いない」と評価された。

昨季は、レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)、新人賞などを獲得。日本代表での活躍もあり、相手からターゲットとされるが「そこを上回れるようにチャレンジしていきたい」と頼もしい。勝ちにこだわり、リーダーとして引っ張っていく。【竹本穂乃加】