F1第19戦USGP決勝で、角田裕毅(アルファタウリ)は10位でフィニッシュし、その後他車の車検失格により繰り上がって8位となった。第13戦ベルギーGP以来3カ月ぶりの入賞を果たし、ファステストラップも記録して加点し計5ポイントを獲得した。
11番グリッドからスタートした角田は、前方で2台が接触しリタイアしたこともあって9位に浮上。後方から追い上げてきたアストンマーティン勢を抑えることはできなかったが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がフロアに損傷を負ってリタイアしたことで再び10位を取り戻した。
「正直言って楽なレースではありませんでしたし、アストンマーティンの1台がリタイアしたという幸運もおかげでできた入賞だったことも確かです。何もなければポイント獲得は難しかったと思います。でもあそこにいたから(他車のリタイアによる)ポイント獲得のチャンスを掴むことができたわけですからね。僕たちとしては自分たちのパフォーマンスを最大限に引き出すことができたと思います」
そして最後に後方とのギャップが20秒以上あったためピットインしてソフトタイヤに履き替え、最終ラップにタイムアタックを敢行してレースの最速タイムを記録。これによって1点を加算した。
「ピットインを指示されたときには、トラブルかと思って心臓が止まるかと思いました(笑)。今までこういうことをやったことがなかったのでスリリングで少しプレッシャーもありましたけど、最後にフレッシュタイヤでのアタックを楽しむこともできました」
加えてレース後に2位ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)と6位シャルル・ルクレール(フェラーリ)の車体底面擦板が規定以上にすり減っていたため失格となり、角田は8位に繰り上がって計5ポイントを獲得することとなった。これにより角田はランキング16位となり、アルファタウリはランキング9位のハースまで2点差に迫った。
「このポイントは大きいですね。自信にもなりますし、残り4戦でもこうやってポイントを積み重ねて行って、シーズンが終わるときには今とは違うポジションにいられることを願っています」
(米家峰起通信員)


