【エスポー(フィンランド)=藤塚大輔】昨季の全日本選手権2位の島田高志郎(22=木下グループ)が77・81点を記録し、4位につけた。

冒頭で4回転サルコーを着氷させ、ルッツ-トーループの連続3回転につなげた。演技後半のトリプルアクセル(3回転半)は着氷が乱れ「降り方が全部汚かったので、点数が伸びなかった」。キス・アンド・クライで得点を確認すると少し悔しげな表情を見せた。

10位となった11月上旬の第3戦フランス杯前に足首を捻挫。大会後は3日間の休養をとり、ジャンプやプログラムの精度を高めてきた。

滑り出した当初は着氷を耐えたり、腰が引けた転倒を繰り返したりし「思ったよりも良くないぞ」と不安を感じたが、日ごとに状態も回復。前日16日の公式練習ではトリプルアクセル(3回転半)-3回転サルコーの連続ジャンプなどは危なげなく着氷させ、終始明るい表情をみせていた。

「100%の自信をもって臨むことはできていないんですけど、かなり状態が良くなって、完治とはいかないですけど、試合に出られるくらいにはなったとステファン・コーチとも話し合いました。来たからには全力で頑張りたいです」と意気込んで臨んだ今大会。ランビエル・コーチは第6戦NHK杯(24~26日、大阪)に出場する同門の宇野昌磨(トヨタ自動車)、デニス・バシリエフス(ラトビア)の指導のために、一足早く日本に入っている。

「ステファンは日本でデニスと昌磨くんと、いい練習を積んでいると思います。成田に移動して『フライト中にあなたのことを考えていたよ。どう?』とか、小まめにメッセージをくださっている。それだけですごく支えになっています」

周囲の支えに感謝し、18日のフリーに全ての力を注ぎ込む。

【フィギュア】三浦佳生が首位発進、佐藤駿2位、島田高志郎4位 GP第5戦/男子SP詳細