9年連続出場となった本田真凜(22=JAL)がケガを抱えながらの演技で44・42点の28位スタートとなった。

前日21日には自身のインスタグラムを更新。右骨盤の負傷を明かし「不安な状況な今ではあるのですが、大学ラストイヤーという節目の年。今年も自分でつかむことが出来た全日本選手権。どうしても出場したいという気持ちが強く、少しでも良い状態で演技が出来る様、努めています」とつづっていた。

迎えたSP。「Faded」の曲に乗り、冒頭の3回転サルコー、続く3回転トーループ-2回転トーループの連続技を決めた。後半のダブルアクセル(2回転半)の着氷は乱れたが、ステップシークエンスなどで情感豊かに演じきった。演技を終えると、顔を両手で覆って涙ぐみ、観客の声援に手を振って感謝した。

「今年は大学生としての全日本最後ということで、自分にとって特別な気持ちもありましたし、自分でここまで頑張ってきて勝ち取った全日本なので、自分の頑張りを認めた上で、この状態の中でも思い切って攻める演技ができたかな。たくさん応援してくださってる方に何か自分の思いが届くような演技ができてたら嬉しいな」。

演技後にはそう思いを口にした。卒業も控え、1つの節目のシーズンでもある。今後の事を聞かれると「今後について話せることは、今はわからないんですけど」と丁寧に返答し、「今年の全日本は何があっても出たいっていう気持ちが自分の中であって。本当にたくさんの方がついていって、たくさんの方がここまで頑張らせてくださって、そういった方々に自分の思い切った滑りっていうのを思いを込めて滑りたいなって」と続けた。

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