アランマーレ山形が、皇后杯準Vの久光に1-3で敗れ、開幕15連敗となった。第1セット(S)は25-18で先取したものの、以降は修正を加えた相手の攻撃に苦しみ、逆転負けした。攻守の要・木村友里主将(28)が11得点とチームを引っ張った。チームは20、21日、山形・天童市でJT、埼玉上尾と対戦する。

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平均身長が約8センチ高い、久光に食らいついた。第1S、採用したブロックシステムが奏功すると、粘り強いレシーブから流れを呼び込んで同Sを先取。第2S以降は対策してきたプレーに対応しきれず連取され、Sカウント1-2の第4Sは5-11と一時6点差に。それでも19-20と1点差に追い上げ、最後は振り切られたものの、V1初参戦チームの成長を実感できる時間になった。

チームは今季、身長180センチ超えは1人。同190センチの選手もいるV1で、リベロを除く登録16選手の平均身長171・5センチは小柄だ。高さがある相手に対抗すべく、開幕前に掲げたのが「3Dシンクロコンビバレー」。前衛と後衛の縦と横を広く使い、多くの選手がシンクロすることで、ブロッカーに狙いを絞らせない攻撃を目指した。15試合を消化し、木村は「バックアタックが少なくなると前だけのコンビになり、すごく苦しい展開になる。劣勢の時にどれだけチャレンジして(同アタックを)使えるか」と課題を挙げた。

レギュラーラウンドのホーム戦は20、21日が最後。JTとは第1戦と皇后杯を合わせ、今季3度目の対戦だ。古巣戦となる北原勉監督(43)は「何か1発『ワッ!』というものを見せたい」と気合十分。木村は「1勝をほしい気持ちはファンの皆さん、私たちも強い気持ちを持っている。アランマーレにしかできないバレーを、ぶつける姿をお見せできれば」。開幕15連勝で首位を走る強敵に、声援の後押しを受けて迎え撃つ。【相沢孔志】