プロの1歩目を踏み出した。今月5日に現役引退を発表したフィギュアスケート女子の本田真凜さん(22)が19日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナで行われたアイスショー「プリンスアイスワールド東京公演」にゲスト出演した。

ショー用にアレンジした今季のフリー曲「リトル・マーメイド」を演じ、“デビュー戦”を「出番を待っているときは緊張したが、すごく幸せな気持ちで『ありがとうございます』という思いだった」と振り返った。

憧れの先輩から刺激をもらった。幼少期、高橋大輔さん(37)が、07-08年シーズンに演じたショートプログラム(SP)「白鳥の湖ヒップホップバージョン」に感銘を受けた。「本当に見ていてわくわくするような演技。何度も見たいと思わされた」。この日共演を果たし、「久しぶりに生で見られた」と感激した様子。プロとして観衆を魅了する姿に、「大ちゃん(高橋大輔さん)のようにいろんな表情をスケートで表せるように頑張りたい」と声を弾ませた

また、幼少期の取材で「アイスショーに出たくて試合を頑張っている」と答えたというエピソードを披露。「それくらいお客さんにのびのびと楽しんでもらうのが好き。今その場所に来たので、もっといろんなジャンルの演技ができるように頑張りたい」と、プロスケーターとしてさらなるレベルアップを誓った。

15年から9年連続エントリーとなった昨年末の全日本選手権で最下位となった本田は、今月5日に現役引退を発表。11日に会見し「葛藤にも向き合って、乗り越えてこられた。これまでの人生はどんな時を振り返っても、全ての思い出にスケートがあります」などと明かしていた。