水泳の飛び込みで21年12月に現役復帰していた馬淵優佳(28)が2023年シーズンをもって現役引退することが2日、所属のミキハウスから発表された。

コメントは次の通り。

「3才から飛込競技をはじめて、25年が経ちました。小さい頃から飛込一色だった私は、それが受け入れられずに飛込から逃げたこともありました。ですが一度引退し、結婚・出産を経て、現役復帰してからは心の底から飛込が大好きになっていました。パリ五輪に出場できなかったことは、すごく悔しかったですが、これまでの競技人生を誇らしく思います。最後になりましたが、競技人生を支えてくださった指導者、競技関係者の皆様、報道関係者の皆様、マネジメント事務所社長、友人たち、ミキハウスの皆様、家族に心から感謝を伝えたいです。今後は夫のパリ五輪への挑戦を家族でサポートしていきますので、引き続き見守っていただけると嬉しいです」(原文まま)

夫は競泳男子の瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)。17年ユニバーシアードを最後に引退し、結婚と出産を経て復帰した。2児の母として育児と練習を両立させ、22年の日本選手権1メートル板飛び込みで優勝。今夏のパリ五輪(オリンピック)出場を目指していたが、昨年の国内選考で敗れていた。

3月末にミキハウスを退社予定。引退会見も行わないという。