バレーボールのイタリアリーグ・セリエA1部の第20戦が18日(日本時間19日)に行われ、石川祐希(28)が所属する7位のミラノは、ホームで5位のベローナをストレート(25-20、25-23、25-16)で下した。この日、9位のラティーナが敗れたため、上位8チームが出場するプレーオフ(PO)進出が決定した。

1時間17分の快勝に導いたのは、石川だった。全セットでスタメン出場し、5本のサービスエースを含むチームトップの14得点。昨季のベスト4超えを目標に掲げ、POに向けて少しでも順位を上げておきたいチームにとって、負けられない一戦をものにした。

第1セット(S)は3-4の場面で石川がエンドラインギリギリにサービスエースを決めると、12-12でも再びエースに成功。その後も、力強いサーブで相手守備を翻弄(ほんろう)し、流れを引き寄せた。終盤にはレフトからクロスに打ち抜く強打を見せれば、前に落とす華麗なフェイントで加点。このセットを25-20で先取した。

第2Sも終盤までもつれたが、石川が相手に主導権を渡さない。20-20の場面でアタックを決めて勝ち越すと、23-21ではサービスエースでセットポイントを握った。最後は相手のサーブがアウト。このセットも粘りのプレーで、連取に成功した。

第3Sは、序盤から効率よく得点を重ねて引き離す。23-16の場面で石川がフェイントで相手のタッチネットを誘うと、最後は浮いてきたボールを豪快にたたき込み、勝利を収めた。

仲間の得点には豪快なアクションで喜んだ石川。代理主将を務め、プレーだけでなく、姿勢でもチームをけん引している。レギュラーラウンドは残り2試合。POでの躍進に向け、個人もチームもここから調子を上げていく。