レギュラーラウンド(RR)2位のNECレッドロケッツが、皇后杯とリーグ制覇の2年連続2冠達成に王手をかけた。

前日24日の準々決勝でRR3位の久光スプリングスを破って勢いに乗る、RR6位のトヨタ車体クインシーズと対戦。試合時間わずか1時間9分と、付け入る隙を与えないストレート勝ち(25-15、25-17、25-16)で、3日の決勝戦進出を決めた。

ターゲットを絞ったサーブで守備を崩し、相手攻撃陣を機能させなかった。第1セット(S)は終盤にタイ代表のアウトサイドヒッター、アチャラポーンが2本のサービスエースを決めるなど5連続得点で抜け出すと、セットカウントから古賀紗理那のバックアタックで先取。第2Sは序盤から主導権を握ると、セッター塚田しおりがミドルブロッカーを使った多彩なトスワークで翻弄(ほんろう)し、セットカウントを連取した。第3Sも勢いそのまま。序盤に6連続得点を挙げると、終盤にはアチャラポーンにこの日4本目のエースが飛び出すなど、危なげなくストレートで勝ちきった。

日本代表で主将を務めるエースの古賀は、2本のブロックを含む両チームトップタイの17得点でけん引。「対戦相手の対策というよりは、私たちのクオリティーを常に高いところでプレーしようという話をしていて、それがしっかり体現できた。勝ち切れたのはチームとしての自信になる」と力を込めた。

群馬・高崎アリーナで開催される3日の決勝は、この日の第2試合で行われるJTマーヴェラス(RR1位)-埼玉上尾メディックス(RR4位)の勝者と対戦する。古賀は「緊張すると思うが、しっかりピーキングを持っていって、体も心も準備をしてファイナルに向けてやっていく」と前を見据えた。