卓球の世界選手権団体戦で5大会連続の銀メダルとなった日本女子と8強だった日本男子代表が26日、都内で帰国会見を開いた。

日本女子(世界ランキング2位)は中国(同1位)との決勝で、エース早田ひな(23=日本生命)、平野美宇(23=木下グループ)が勝利。53年ぶりの世界一まであと1歩と迫ったが、2-3で敗れた。

伊藤美誠(23=スターツ)は2試合の出場にとどまった中、献身的にサポートに徹した。この日の会見では、今夏のパリオリンピック(五輪)にリザーブとして帯同する可能性についてあらためて言及。

「私自身もリオの代表は、平野選手にすごくたくさんサポートしてもらって、初めての五輪で本当に先輩方がたくさんいる中で、同世代がいたのは思いきりできた理由でもあります。東京五輪では早田選手にサポートしてもらって、早田選手がいてくれたから金、銀、銅(メダル)を取ることができました」と感謝。その上で「私自身、リザーブという面では、将来を背負っていく選手が経験すべきと思っています」と語り、消極的な姿勢を示した。

これを受け、パリ五輪に出場する同学年の早田は「それは美誠の人生。私たちはリザーブに選ばれた選手と頑張るだけ。私たちは五輪で金、銀、銅をとったことがないので、美誠の思いは美誠にしか分からない。美誠の意見を優先してほしい」と本人の意向を尊重。パリ本番へは「どの選手がリザーブになっても問題ないかなと思います」と見通した。