男子は小林潤志郎(32=雪印メグミルク)が初優勝した。28日にW杯フィンランド・ラハティ大会(3月2日開幕)出場のため移動する予定だが、所属先の雪印メグミルク協賛の試合だっただけに強行出場した。

弟陵侑(27=チームROY)らW杯遠征組が不在の中、風の影響で1回目のみの試合となったが、K点(90メートル)を大きく超える97・5メートルを飛んで圧倒的な勝利を収めた。「1本いいジャンプができたかな」とW杯後半戦への弾みにする。

大会名称にもなっている「カツゲン」は雪印メグミルクが北海道限定で販売している乳酸菌飲料。紙パックで売られており、受験シーズンになると、「勝源神社」の鳥居のデザインが施されて販売されるなど、験担ぎの商品として親しまれている。カツゲンパワーをW杯での好成績につなげる。「これからどんどん勝ち癖をつけていければ」と期待した。

札幌開催だったW杯第19戦は10位で、今季目標だったトップ10入りを果たした。W杯後半戦では1桁順位を目指して戦う。「アプローチの滑りが安定して、昨季に比べたらいいジャンプができている。満足しているわけではないけど、今できることを最大限やってポイントを取っていきたい」。ラハティ大会はレジェンド葛西紀明(51=土屋ホーム)とともに出場する。「久々なので楽しみたい」とレジェンドとの競演に期待した。