ラグビー・リーグワンのトヨタが4日、次節6日のの花園戦(長良川)に向けて日本代表主将でもあるNO・8姫野和樹主将(29)らが会見した。

東京SG、静岡に連敗し5勝6敗と負け越しに転じた。プレーオフ進出の上位4チームへ、グループステージの残り5試合は負けられない状況にある。

姫野は「現状、トップ4は厳しい」と冷静に現況を見つめ、「自分たちがやるべきことを突き詰めていきたい。ここからの一戦一戦が大事になる」と話した。

トヨタはトップリーグ時代から最高成績はリーグ3位。リーグワンに移行してからも5、6位と常に上位争いも、優勝争いまではいたっていない。8季連続で主将を担う姫野はW杯フランス大会後に「日本でやり残したことがある」と海外クラブでのプレーを封印した。その要因を「トヨタで優勝は自分の夢。その気持ちが強い。それにフォーカスしてやりたいのがひとつ」と話していた。

SHスミス、SOバレットと15年W杯イングランド大会を制したオールブラックス(ニュージーランド代表)の世界一ハーフコンビが加入と戦力は大幅にアップしたが、結果として厳しい戦いをしいられている。

「前半はいい戦いをするが後半に集中力が切れてしまうのか。それがトヨタの課題」と姫野。逆転でのプレーオフ進出を目指し、残り5試合の負けられない勝負に臨む。