前回7位で神戸大の壷井達也(21=シスメックス)が、まさかの14位発進となった。

73・94点と苦しみ、自己ベスト85・02点(国際スケート連盟公認)まで11・08点届かなかった。冒頭の4回転サルコーの着氷が乱れると、続くトリプルアクセル(3回転半)が1回転半に抜けて0点。演技後はうなだれ「練習でもなかなかないミスが続いてしまった」と悔やんだ。

今季は11月のグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯で、自身初のシリーズ表彰台となる3位と躍進。涙を流しそうになりながら快挙を喜び、全日本選手権に向けて「これ以上のクオリティーの演技ができるように頑張っていきたい」と誓っていた。一方、この日は「ちょっと燃え尽きてしまった部分があったというか。ここまで調子自体はすごく悪くはなかったんですが、最後のもう1歩の気持ちみたいなものが足りなかった」と振り返った。

同じ会場で行われた23年のGPシリーズNHK杯もSP12位と出遅れ、フリーは5位と巻き返した。21日のフリーへ「失うものは何もない。全力でいきたいです」と決意を新たにした。

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