7人の新加入選手を擁し、B1仙台89ERSが2025-26シーズンに向けて本格始動した。昨季の東地区最下位から大きく飛躍を狙うチームのキーマンを直撃。2回にわたってインタビューを掲載する。1回目は日本代表経験のある井上宗一郎(26)と、19年のNBAドラフトで1巡目指名されたジャレット・カルバー(26)。新加入の目玉選手ふたりに聞いた。【取材=高橋香奈】

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-来日したばかりですが調子は

カルバー 正直言うとまだまだですね。これからアップダウンの練習、走る系の練習も入れていって、これからどんどんゲームシェイプにあげていきたいと思います。

-初練習の場所はドラフト同期の八村塁(レイカーズ)の母校だった

カルバー 八村選手とは縁がありまして、ドラフトだけでなく、大学時代に直接対戦したこともあります。日本に来て初の練習を八村選手の母校で迎えることができたというのは、何とも言えない気持ちがありますし、不思議な感情が湧き出ました。

-どんな思いで日本、89ERSを選んだのか

カルバー みんなからいい国、安全な国だと聞いていたのでそこが選んだ理由の1つ。本当に人が素晴らしいと聞いていたので。その中で、このクラブが昨季非常に苦しんだという事も聞いていますので、自分が何かしらチームにインパクトを与える事ができるのではないか、優勝に絡めるようなチームになれるために自分が貢献できるんじゃないのかと感じました。仙台に着いてから数日なんですけど、街を探索したりして、いい街だなと日々感じているところです

-タシュニーHCの言葉で印象的なものは

カルバー HCとはバックグラウンドが似ています。彼もNBAでコーチを重ね、僕もプレーをしている。同じような境遇を送ってきたので、そこを踏まえて彼が何を求めているのかを聞きました。まずはいいディフェンダーとしてチームを引っ張って欲しい、ボールを預けていくのでそこからいい判断をしていいオフェンスを展開する中心になってもらいたい、いい判断ができるチームを作るために引っ張ってもらいたい、という言葉をもらいました。

-背番号8の理由

カルバー もともと23を付けていたんですけど、付けている選手がいたので。コービー・ブライアント選手が好きなので、8番を選びました。

-Bリーグで対戦してみたい選手

カルバー Gリーグ時代のチームメートだった(三遠の)ダリアス・デイズ選手。一緒に戦った仲間と対戦するのが楽しみです。

-自分のここを見てほしいというポイント

カルバー 自分はハードワーカーであり、しっかりと競争心をもって、優勝するということを常に意識して練習と試合に臨み続けたい。そういった気持ちを他の選手、スタッフにも派生させていって、1つでも勝ちに貢献できるように、自分のベストを出していきたいと思います。

◆ジャレット・カルバー 1999年2月20日、米テキサス州生まれ。テキサス工科大で頭角を現し、19年4月のNCAAファイナルに進出して準優勝。同年のNBAドラフトで八村塁と同じ1巡目(全体6位、八村は同9位)でサンズ(ティンバーウルブズに即移籍)に指名された。24-25シーズンからはオセオラ・マジックに所属し、Gリーレギュラーシーズン東地区優勝、プレーオフ準優勝を経験。