世界ランキング5位のバレーボール男子日本代表が22日、東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で来月開幕の世界選手権(フィリピン・マニラ)に向けた練習を公開し、石川祐希主将(29=ペルージャ)が1974年大会の銅メダル以来となる51年ぶりの表彰台へ意気込みを語った。
ベスト8で終わったネーションズリーグ(VNL)後は、約1週間の休養を経て鹿児島・薩摩川内やNTCで合宿を行ってきた。セッターとのコンビネーションやパイプ(ミドルブロッカーをおとりとしたバックアタック)の精度向上に取り組んでいるといい、「(セッターとの呼吸も)もうだいぶあってきた。あとは監督が求める攻撃の組み立て方などを意識したい」と前向きに話した。
自身のコンディションも上々だ。VNL予選ラウンド第3週千葉大会後の練習中に右太ももの肉離れを発症。軽度だったが、0-3のストレート負けを喫した準々決勝のポーランド戦は、ぶっつけ本番で臨んでいたという。現在は完治しており、「コンディションも含めてパフォーマンスも少しずつ上がっている状態」と説明。12日開幕の世界選手権では、世界ランキング1位の強敵とは順当に行けばラウンド16か準々決勝で対戦する組分けになっており、「いい状態で臨めると思うので、そこは楽しみ」とリベンジを誓った。
出場する国際大会で全てメダル獲得を目標とする日本代表。途中合流だったVNLではケガなどの影響もあり本調子とはいかなかった石川だが、ここからもう一段ギアを上げる。「対戦相手よりも自分たちの課題を改善する方が勝つ確率は上がる」ときっぱり。「(新チームが)スタートした時から、この世界選手権では表彰台にという目標を掲げてきた。ワンシーズンやってきた成果を出す場所」と力を込めた。
1次リーグでは、13日の初戦トルコ戦を皮切りに、15日にカナダ、17日にリビアと対戦する。


