26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)出場を見据える友野一希(27=第一住建グループ)が首位発進した。

81・51点を記録。4回転サルコーで転倒があったが、4回転-2回転の連続トーループとトリプルアクセル(3回転半)を成功させ「気持ち的にとても楽しく演技を終えることができました」と笑顔を見せた。ジャンプなど要素の質を反省しながら「あの内容(ジャンプ1本の転倒)でも90(点)近く狙えるクオリティーにもっていけるようにしたいです」と振り返った。

この日は上半身が薄い紫、下半身が紺の新衣装を披露。海外のデザイナーに依頼し「透けている感じで、体のラインが出るデザイン。ちょっとセクシーさもありつつ“北米感”がある。シンプルですが、体で魅せる。『体の一部のようで、ゴージャスなのをお願いします』と言いました」と明かした。

8月上旬のサマーカップから競技会に出場し、前戦のネーベルホルン杯(ドイツ)で海外開催の国際大会も経験した。ミラノ・コルティナ五輪に向けた男子の五輪切符は3枚。12月の全日本選手権(東京)に向け、折り返し地点に近づいており「最後のラストスパートでムチをパンッと入れても大丈夫なぐらい、体ができている。去年はいきなり上げてケガをした。いつでもアクセル全開で動ける状態です」と手応えをのぞかせる。グランプリ(GP)シリーズは第3戦スケートカナダ(10月31日~11月2日、サスカトゥーン)、第5戦スケートアメリカ(11月14~16日、レークプラシッド)に出場予定。5日のフリーを経て、さらに準備を進める。【松本航】