24年パリ五輪銅メダルの早田ひな(25=日本生命)が準決勝で敗れた。同じ所属先の赤江夏星に0-3でストレート負け。アジア選手権(10月、ウズベキスタン)代表の選考項目だった優勝に届かなかった。代表入りが閉ざされたわけではないが、2日連続で取材対応中に涙。「いつも通りにいかないから負けた」と肩を落とした。
今月上旬の世界選手権団体戦で6大会連続の銀を獲得も、中国との決勝は2試合ともストレート負け。55年ぶりの金を逃した。悔しさのあまり「やりたくないというより、できない感じ」と帰国後は5日ほどラケットを握らず。心の整理がつかないまま迎えた今大会は4強で散った。「優勝を狙っていたので悔しい気持ちが大きい」と嘆いた。
アジア選手権シングルス代表は残り最大3枠。世界ランクでの選出が有力だが「ここで逃げては意味がない」と強調した。次戦の予定は、6月9日からクロアチアで行われる国際大会。「休みたい気持ちはあまりない。どんな気持ちや状態でも、勝たなきゃいけない世界。自分の心と向き合いたい」と言い聞かせた。【藤塚大輔】
○…今月の世界選手権団体代表の長崎美柚(23=木下グループ)が優勝を果たし、アジア選手権の出場権を手にした。準決勝から2戦連続でフルゲームを制し「驚きの気持ちでいっぱい」。昨年12月から国内外の大会出場が続いて「限界だった」というが、今大会前は積極的に休養。「自分の気持ちに正直になろう」とリフレッシュしたことが、この日につながった。今秋へ向け「後悔のないプレーをしたい」と誓った。


