6月3日にカナダ・ケベックシティで開幕するバレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)第1週に向け、日本代表メンバーが29日、成田空港から出発した。

主将2季目を迎えた石川真佑(26)が、出発前に取材に対応。「メダルを取ることや、優勝するということを選手の中でも話している」と、1977年のワールドカップ(W杯)以来49年ぶりとなる主要国際大会のタイトル獲得を目標に掲げ、「そこに向けてまず1週目のラウンドもすごく大事になってくる。それぞれがいい準備をしてやっていきたい」と意気込みを語った。

今季は8月に中国で行われるアジア選手権が最大の焦点。優勝すると28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の出場権が本番2年前に獲得できる。約1カ月間、各国を転戦するVNLは、その舞台に向けての試金石の場。石川は「(アジア選手権で五輪切符を)取り切らないと行けないと感じている。昨年と違った気持ちで今シーズンに取り組んでると思いますし、自分がチームの先頭に立って引っ張っていかないといけない」と覚悟を示した。

シーズン開幕から初めて代表でプレーする35歳のセッター栄絵里香は、「練習を重ねていくうちに自分からたくさんコミュニケーションを取れるようになった」とチームの雰囲気も明るい様子。「絶対にやらなければいけないという気持ちというよりは、ベテランの力が必ず必要になると思うので、そういうところで助けたり力を発揮できれば」と縁の下の力持ちになることを誓った。

世界ランキング5位の日本は、日本時間4日の午前5時半に初戦のフランス(同13位)戦を迎える。