日本水泳連盟の金子日出澄副会長兼専務理事が、男子50メートルバタフライ日本記録保持者でドーピング違反で4カ月の資格停止処分を受けた光永翔音(20=中大)について取材に対応した。

2日に日本アンチ・ドーピング機構(JADA)からドーピング違反による4カ月間の資格停止処分が下されていたことが発表された。停止期間は昨年11月5日から今年3月4日までで、すでに資格停止から明けている。昨年9月にぜんそくの症状を抑えるために使用した薬から禁止物質のツロブテロールが検出されたため、ドーピング違反と判断された。

光永はエントリー期間が資格停止中だった3月の日本選手権に出場。大会は資格停止期間が明けていたが、大会時に資格停止期間が終わっていれば、出場を認める内規を日本水泳連盟がつくった。金子氏は「資格回復後の救済措置という内規。きっかけは今回。今後のことを考えてその都度その都度の判断をしたら、公平性を保てないだろうということで、今後のことも含めてあらゆる場面を想定した内規をつくろうということになった」と説明した。

今回は選手本人が意図したドーピングではなく、治療のために医師が処方した薬に禁止物質が含まれていたが、今後連盟として、ドーピング違反に関する周知をより徹底する方針。「今後はないように。救済措置についても公平公正面はしっかり大前提でやらないといけない」と話した。