前日4日の100メートル平泳ぎで優勝した岡留大和(20=インターナショナルSC)が27秒03で3位だった。50メートルでのパンパシフィック選手権(8月、米国)の派遣標準記録突破はならずも、米国の名門カリフォルニア大バークレー校に通うスイマーは、「アメリカと日本に病院を建てたい」と、壮大な夢を語った。

大学では神経科学とビジネスについて専攻する。成績評価の指標となるGPAは3・7。夢をかなえるために医師免許取得を見据え、水泳と勉学の両立に取り組む。日本の医療業界の現状を危惧しており「ゴールがあるとやる気が出る」。岡留にとって競技だけが人生ではない。だから「僕はそんなにオリンピックって燃えていなかった」と語ったのは本音だ。

パンパシフィック選手権は、受けなければならない授業との兼ね合いで出場を悩む。それでも前向きで「テストを受けなきゃいけない、でも水泳も僕は頑張らなきゃいけなくて、人生暇しない」と白い歯を見せた。【保坂果那】