13番手スタートの太田格之進(27=DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が12台抜きの大逆転で今季3勝目を挙げた。総合順位トップの速さを見せつけた。第6、7戦のポイントで争われる第3回瑶子女王杯にもグッと近づいた。総合2位の岩佐歩夢(25=TEAM MUGEN AUTOBACS)は最終周で10位に滑り込んだ。
マシンに上った太田は両手で力強くガッツポーズをつくった。「最高です、今までで一番うれしい優勝になった。いけても7位か8位と思っていた。ペースには自信はあたんですけど、まさか優勝できるとは思ってなくて」。想像を超える結果だった。
予選の失敗など関係なかった。スタートから攻めてグングン順位を上げた。雨が上がるのを見越してどこよりも早いタイヤ交換。2周遅れてピットインした実質トップのオサリバンとの差を一気に縮め、一時的にパワーを上げるOTSをフルに使って追い抜いた。「前に出ないと勝利の権利はない。OTSを使い切ってでも前に出る。そこからは神経戦だった」。粘りの走りで、OTSも使って逆襲するオサリバンを抑えきった。
これで総合ポイントを73まで伸ばし、2位岩佐に34・5差をつけた。19日は第3戦、第7戦と2レースが勝ち受ける。「すべてのオーバーテイク、ピットストップ、車も本当に完璧だった。チームのおかげですね。今日勝てたんで明日も勝ちます」。勝利宣言が飛び出した。


