<バスケットボール:ロンドン五輪女子世界最終予選>◇4日目◇29日◇トルコ・アンカラ

 ロンドン五輪代表決定戦に挑んだ世界ランク15位の日本は、同4位の強豪チェコに46-53で敗れ、2大会ぶりの五輪出場は持ち越しとなった。

 第1クオーターは4-17の劣勢。10年世界選手権準優勝の相手の高さに苦しんだが、後半は日本ペース。足が止まり始めた相手に、3点シュートなどを集めて猛追した。最終第4Qでは一時3点差まで詰め寄ったが、最後は競り負けた。主将の大神雄子(29=JX)は「結果は負けている。何とかできたとかは言い訳になる。次から負けられない戦いが続くので、気持ちを切らさずにやりたい」と話した。

 今後は代表決定戦で負けた4カ国で最後の1枠を争う敗者復活トーナメントに回る。2勝すれば五輪出場権を獲得できる。